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オペラサロン「トナカイ」へ

100630 久しぶりにオペラサロン「トナカイ」へ行った。応援している江口二美(つぐみ)さんがデビューするからだ。そのせいもあり、聴衆はいつもよりかなり多めである。我々も舞台そばのテーブルに陣取る。

1st stage: 18:30-1910
2nd stage: 19:40-20:20
3rd stage: 20:50-21:30

3人が交代で1曲づつ、合間にピアノ・ソロがあり、時々3重唱、更にオペラの名場面の再現、誕生日や記念日をその月に迎える聴衆への歌のプレゼントなど、盛りだくさん。

出入り自由であるが、大体は3ステージ全部見ることになる。それで丁度3時間。カバー・チャージが2500円。軽食、アルコール、コーヒーなど、どんな組合わせでもOK。正味2時間、中堅どころのオペラ歌手の生舞台が楽しめるのはありがたい。こういう趣向の店はもう少し出来てもよい気がするが、愚亭が知る限り、ここだけだ。

登録している歌手の数は相当なものだが、常時出演している歌手はその何割ぐらいだろう。一応、籍だけは置いているが、忙しくてほとんど登場しない歌手も多い。森麻季さん、林美智子さん、鈴木慶江さんや村上敏明君もそうした部類に入る。

今宵の共演者はソプラノの森朱美さん(チェコのプラハで欧州デビュー。パリ留学の経験ありで、フランスものがお得意らしい)とテノールの青地英幸さん(武蔵野音大、大学院修了。タミーノ、ロドルフォ、ドン・ホセ、ロメオなどを得意とする。東京オペラプロデュースメンバー、東京室内歌劇場会員)、ピアノはあずまみのりさん(桐朋音大出身)。

当日の演目や趣向は出演者4人で相談して企画・構成をするらしい。もちろんトークがあり、曲の解説や進行具合の説明も折々に挟むことになるので、結構大変な様子。特に今回は江口さんにとっては初舞台だけに、いつもよりは多少緊張していたようだが、始まってしまへばいつもの通り、委細構わず、乗りきってしまったのは、なかなか痛快。

演目は、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、「ロメオとジュリエット」(グノー)などの本格オペラからの長い抜粋を繰り広げ、すっごい熱演だった。最後は「メリー・ウィドウ」ワルツで締め。お疲れ様でした。江口さんは2度目の出演が7月21日に既に決定している。

#47
# by grappa-tei | 2010-07-01 10:18 | 音楽

やはり・・・

100630 後半途中で、「これはPK戦になるなぁー。なれば日本優位」と思ったのが、結果はそうなってはくれなかった。絶好調の川島が一本ぐらい止めてくれるだろうと思っていたが、そうは問屋が卸さなかった。

力の差はなく、まったくの互角の戦い。特に日本の守備陣の堅守は称賛されてしかるべきだろう。勝ち負けのつかない引き分けなのだから、ベスト12ぐらいの感覚だ。PKは時の運で、はずした駒野を責める者はいないだろう。

嘗て鮮烈に記憶に残る壮絶なPK戦があった。1982、スペイン大会の準決勝、独仏のガチンコ勝負。延長前半で仏が2点入れて、誰の目にもこれで勝負あったと映った。ところがである、ここからドイツ魂が炸裂、延長後半で2点を返し、とうとうPK戦にもつれ込んだ。

最初に外したキッカーが忘れもしないウリ・シュティーリケというMF。今度こそドイツは息の根を止められたと、仏贔屓の愚亭は確信した。当のシュティーリケ、もう独には帰れない、とばかりにピッチに突っ伏して慟哭している。

しか~し、ドラマはまだ続く。何と、仏側にもはずすプレイアーが出て、最終的に独の勝利。疑いもなく、歴史に残る名勝負の一つだろう。見終わって、しばし茫然自失の態。しかし、その独も決勝でイタリアに負けてしまったが。また仏は3位決定戦でポーランドに負けて屈辱の4位。

カップ史上、例がない(多分)決勝でPK戦となったアメリカ大会(1994)で、はずしてしまったアズッリのファンタジスタ、ロベルト・バッジョも歴史に名を残した。あの映像はこれから、繰り返しカップ関連番組で流されることだろう。

数々の名勝負を生んできたワールド・カップ。これで8強が出そろった訳だが、これからが1試合1試合、目が離せない勝負になるだろう。一見すると欧州vs.南米の様相。一つだけ残ったアフリカ勢、ガーナにも頑張って欲しい。
# by grappa-tei | 2010-06-30 08:08 | TV番組

「これがオペラだIV」MADAMA BUTTERFLY

100628 目黒パーシモン小ホールで、オペラ入門シリーズの第2回。「蝶々夫人」の、いわゆるホール・オペラがあった。ピンカートンを演じる高田正人さんのブログで知って、切符を用意してもらった。

総合プロデューサーの松本宰二氏が登場し、解説をしてくれたが、これが大変丁寧で分かりやすいもの。嫌みのない語り口に好感を抱いた。また、要所要所で、出演者にインタビューするのだが、出演者としてでなく、演じる役の人物としてのコメントを求めるという、一風変わった趣向で、大いに笑いを誘った。

主役の蝶々さんには、嘉目真木子さん。これまで随分いろんな方の蝶々さんを見てきたが、こんな美人は今回が初めて。しかも、歌も見事。天が二物を与えた好例の一つ。

シャープレスは、先日アプリコで聴いたばかりの大沼 徹氏。186cmの上背だから、見栄えもするし、演技も歌も申し分なし。

スズキ役は喜田美紀さん。豊かな声量のメッゾだ。蝶々さんを支える難しい役どころだが、安定感たっぷり。

そしてピンカートン。高田正人さんも180cm近い長身で、まっ白な上下がよく似あい、この役にはぴったり。昨日と二日連続の公演で、少し疲れがあったのだろう、必ずしも本調子ではなかったかも知れないが、十分な聴きごたえを感じた。

舞台装置に回す予算などない中でよく工夫して舞台を造られたものと感心。また、子役も人形もいず、静止シルエットだけを相手に必死の演技も大変だったでしょう、蝶々さん!

例の3人で夜明かしするシーンは、間奏曲として合唱の静かな旋律が入る場面、あそこだけバイオリンでメロディーを付けると言う工夫も。

それにしても、ほぼ満員の聴衆、余り熱狂的なオペラファンはいなかったのか、静かな喝采に終始。一人でブラーヴォ!は、さすがに恥ずかしかった。
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着替えてすっかりラフな格好になって帰るばかりの高田さん(左)と大沼さん(右)。この堂々たる立ち姿はどうですか。

#46
# by grappa-tei | 2010-06-27 22:14 | 音楽

三浦友里枝ピアノ・リサイタル

100626 大田区出身の新進気鋭ピアニスト、現在29歳。しかも↓の通り、キリリとした理知的な美人。若いのに話術もさわやかで巧い。更に文才にも恵まれ、プログラムーノートなどは自作。

前半はフランス関連の演目。後半は、ショパン生誕200年記念として、彼の作品を並べる構成。女性らしい細やかなタッチが紡ぎだす、きらびやかな音につつまれた幸せな土曜の昼下がりだった。

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#45
# by grappa-tei | 2010-06-27 10:01 | 音楽

古着処分

100624 もう着ることもなくなった背広、倉庫に吊るしっぱなしになっているが、要らないものを置いておいても仕方ない。近くの古着屋にカミさんと一緒に出かけた。

ところが、最初の店ではカミさんのドレス(舞台用)もアタシの背広も扱っていないと宣ふ。幸い同じフロアにもう1軒別の古着屋があるので、そちらを紹介されて、すごすご退散。

んで別の店では、「ドレスはいいんですが、旦那さんの方はやってないんですよ」と気の毒そうな顔。この後のスケジュールがあるのに、暑い中、背広3着も持ち歩くわけにもいかず、その店で無料で処分してもらうことに。

一方、カミさんの舞台ドレス、2着は売れて、合計800円。3着目はラベルがないという理由で何と10円。バスで来たからいいようなものの、タクシーを使ったら、片道分にもならないことが分かった。

それでも、ゴミとして出すことを考えれば、罪悪感ははるかに少ない。これから物置が広く使えそうな気配である。
# by grappa-tei | 2010-06-25 11:19 | misc.