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「チェチェンゲリラ従軍記」という副題にあるように、著者が実際、かの地でゲリラと共に行動し、死線をさまよいながらの記録ゆえに、迫力がある。
現在39歳の著者は、長崎放送報道部記者からフリーランサーに転じ、アフガニスタンやエチオピア、そしてこの本の舞台であるチェチェンの戦場で取材を続けるという、ほとんど捨て身の取材による記録だけに重みが違う。現在も生存しているのが不思議なほどの目に何度も遭遇しているし、今後も命の保証はない。
とりわけイギリス亡命中にポロニュウムで暗殺されたリトビネンコ元FSB(連邦保安局-旧KGB)中佐との単独インタビューが興味深い。
それにしてもプーチン体制下のロシアは嘗てのソ連時代以上の独裁体制であり、反体制派が次々に暗殺されている実態が赤裸々に本書で語られている。早く後継のメドヴェージェフがプーチンとは異なる民主化路線へ舵を切ってくれることを期待したい。
by grappa-tei
| 2008-10-25 10:56
| 読書
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ヴォルビリス(モロッコ)の古代ローマ遺跡
by grappa-tei
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