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「インクレディブル・ハルク」

08/08/20 スバル座 原題: THE INCREDIBLE HULK [監]ルイ・レテリエ [総][原][出]スタン・リー [脚]ザック・ペン [脚][出]エドワード・ノートン [出]ティム・ロス リブ・タイラー ウィリアム・ハート ロバート・ダウニー・ジュニア(クレジットなし) 2008米/112分
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 2003年にあのアン・リー監督がエリック・バナと撮っていたとは知らなかった。もともとはアメコミ。もちろん「超人ハルク」なる話は昔から知っていた。怒ると倍以上で緑色に変身するという、他愛もない話で、子供用と理解していた。

 ところが、今回、批評家たちの評判もいいし、出演者も一流どころを揃えていて、更に主演のノートン自身脚本にまで絡んでいるとあって、見る気になった。ちょうど時間調整にピッタリだったということもあるが。この仏人監督ルイ・レテリエは「トランポーター1&2」を撮っている。まだ36歳の若手だ。
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 自ら実験台に座り、人体への放射線抵抗を研究していたところ、事故で大量のガンマ線を浴びてしまう。そして怒りや興奮で心拍数が200を超えると突如3倍近いモンスターに変身することに。

 前半の見せ場はブラジル、リオ郊外の貧民窟で身を潜め、治療薬開発と細胞の解明に懸命になるのだが、この事実を知った軍が彼を利用せんとして、捕獲を画策する。そして、「ボーン・シリーズ」並みの大捕り物が展開。ハラハラ・ドキドキ・・・

 後半の見せ場は、軍側のプロ、ブロンスキー(ティム・ロス)が自ら志願して同様な方法でモンスターへと変身、ハルクと対決するシーン。無論、すべてC.G.なのだが、なかなかの見せ場である。
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 リブ・タイラー、相変わらず魅力的だ。父親で将軍のウィリアム・ハートも貫禄十分。だが、何といってもこの作品はエドワード・ノートンのもの。自ら脚本まで担当するほどの入れあげ方だ。小顔でなで肩の、一見弱弱しく見えるインテリ・タイプがこんなモンスター役をやるところも面白い。そう言えば、「25時」といい、「レッド・ドラゴン」といい、弱弱しく見えながら、芯の強い男を演じていたな。

 最後のシーンは、クレジットに登場しないロバート・ダウナー・ジュニアが何やら将軍に提案するところで、幕。もっとすごいモンスター、アイアンマンを指すらしい。間もなく日本公開が決まっている。


#50

by grappa-tei | 2008-08-21 17:10


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