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ブルー・アイランド・レクチャー

08/05/03 二期会スタジオ 最近「題名のない音楽会」等ですっかりお忙しくなったご存知青島広志先生、今日も有楽町で開催中の「ラ・フォル・ジュルネ・オー・ジャポン」と掛け持ちで24回目の二期会オペラ講座、通称「青島講座」を開講。「大作曲家による究極のオペラ縦断」シリーズ第4回「オペラの裏話」と題して、6月に本公演を控えた「ナクソス島のアリアードネ」にスポットを当てた内容。そして鐡由美子さん(ソプラノ)と磯地美樹さん(メッゾ)という技巧派実力者の組み合わせ。演目は
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 鐡さんはここで既に何度か聴く機会があり、特にアラビエフの「うぐいす」の記憶が鮮明。今回もご自慢の高音、特にハイFは相変わらず健在。

 一方の磯地美樹さん、初めて聴いたのはやはりここのアフタヌーン・コンサートで、滋田聖美さんとのデュエットだったかな。その後、オペレッタで何度か聴く機会があったが、低音域から高音域までむらのない声で、大変ダイナミックな歌い方。今日も青島先生、アルトからソプラノまでこなせるし、年を取ったらテノールまでやるのでは、と冗談を飛ばしていたが、それほど声域が広いし、声に凄みがある。やや洋風な顔立ちで目力が素晴らしい。 お二人とも今後の活躍が大変楽しみである。

 青島先生、今日も絶好調の早口トークと独特の節回しでさんざん笑わせてもらった。先生、最近は絵の方も忙しいらしい。ハイドンとモーツァルトとの関係に触れて、それはまるで、フィレンツェにあるブランカッチ礼拝堂の壁画に見るマゾリーノ(年上)とマザッチョ(18歳年若)の関係の如し。つまり、年上であっても若いモーツァルトの影響をハイドンが受けることもあったという説(「忘年の交わり」とでも言うのか)を披露、確かに絵画論にも大変お詳しい。
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帰り際に撮影したお二人。「ナクソス島のアリアードネ」の「作曲家」とツェルビネッタの衣装のまま、お見送りいただいた。背景右下にその「ナクソス島のアリアードネ」のポスターが見える。


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by grappa-tei | 2008-05-03 20:36 | 音楽


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