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溝田コトエ展

08/04/05 京橋 村松画廊
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 今からウン十年前、海外渡航自由化直前に1年間イタリア遊学。帰路、マルセイユー横浜間の航路は仏国郵船の「ベトナム号」。乗り合わせた乗客の中に、某有名美大教授をしていた新進女流画家がいた。それが溝田コトエ先生。爾来、個展がある度に都内の画廊でお目にかかる仲。

 こちらが既に前期高齢者だから、失礼ながら、ひょっとしたら後期高齢者の仲間入りしているかも知れない。現在は主に伊那の山荘をアトリエにして制作活動を精力的に続けていて、1年に一回はこうして新作を発表する生活。

 今回は「ポンペイの慰め」というテーマで、ポンペイ遺跡の壁画に登場する植物類を中心に、ややミクロな世界を描いた作品が中心。ポンペイ壁画へのオマージュまたはレクイエムということらしい。わざわざフィレンツェまで行って買い求めてきた羊皮に鮮やかな色彩のテンペラで描いた作品群に目を奪われる。
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これはタンブリンに描いた作品。同じくテンペラ画。
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アトリエのある穂高町(伊那)に生息する昆虫類を描いた巻物。
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この画廊の真裏が近代フィルムセンター。折からジャン・ルノアールの特集をやっていた。

by grappa-tei | 2008-04-05 17:28 | 美術


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