08/03/23 ミューザ川崎
ほぼ愚亭と同年代の宮沢明子(めいこ)さん、幼少時代から天才ピアニストの名をほしいままにしていた印象があるが、その後さっぱり活躍を聞かないと思ったら、ベルギー在住で欧州で演奏活動をしていたようだ。 中村紘子さんより更に小柄な印象で、手が小さいのをいかにカバーするか苦心したような話をその昔聞いたことがある。その彼女を初めて聴くことになった。モーツァルトのピアノ#23は大好きな演目の一つ。とても安心して聴いていられる暖かさのようなものを感じる演奏だった。アンコールのサービスあり。バッハの「フルートとチェンバロの為のソナタ」から「シシリアン」聴いたことのあるメロディーだったが、こんなタイトルだったのかなぁ。 本日のメインプログラムは余り聴く機会がないブルックナー。交響曲#8で、約80分。60人近いフル編成で、ホルン8本というのは余り知らない。尤もそのうち4人は持ち替えで、これが何とワーグナー・チューバというシロモノ!こんな楽器の存在すら知らなかった。大体重々しい作品が多いが、この8番はその中でもとりわけ重厚なのではないかな。 この作曲家は、オーストリアの田舎、ザンクト・フローリアンの出身。その昔、真夏、ウィーンからレンタカーでザルツへ行った帰路、この町へ立ち寄ったのをよく覚えている。その際、偶然そこがブルックナーの町であることを知ったのか、それともそれを知っていて、敢えて立ち寄ったのか、もう覚えていない。ともかく、なんとなく懐かしい。 #18
by grappa-tei
| 2008-03-23 18:07
| 音楽
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