08/02/25 日比谷シャンテ・シネ 原題 LUST, CAUTION 色|戒 [監][製]アン・リー [原]アイリーン・チャン [音]アレキサンドラ・デスプラ [出]トニー・レオン タン・ウェイ ワン・リーホン ジョアン・チェン 2007米.中.台.香/158分・R-18 最初、日本語タイトルを見た時は、何たるタイトルかと思ったが、英語の原題で納得。lustねー、なるほど。それにしても、間にコンマとは。北京語の原題もそうなっているので、それに合わせたんだろう。
![]() 「ブロークバック・マウンテン」の李安監督作品ゆえ、期待大だったが、見事裏切られることはなかった。2時間半近い長編だが、前半少しだれる箇所もあったが、まず眠くもならず見られた。倒すべき標的に色仕掛けというと、「ブラック・ブック」が思い出されたが、それ以上の出来栄えと言っていい官能スパイ映画。さすがアン・リー監督だ。 香港と上海が舞台で、当時(第二次大戦)の雰囲気のよく出たセットを組んである。(レイフ・ファインズと真田広之の出た「上海の伯爵夫人」のセットもよくできていたが) 女子大生チアチー(タン・ウェイ)は、どこにでもいる普通の学生。好きな男の主宰する劇団に入って、愛国運動をテーマにした演劇をする日々だったが、ふとしたことから、抗日運動を展開することに。この辺の描き方が少しもたつく。 後半、日本軍と通じている特務機関の首魁(トニー・レオン)を具体的な標的として、活動も一段と本格的にかつ過激になっている辺りからテンポが良くなる。またその辺の芋姉ちゃん風情だったタン・ウェイが見事に、華麗に変身していく。支那服(シナを漢字変換しようとしてもこの漢字は出てこない)がすらりとした長身によく似合う。ここらも見もの。 トニー・レオンは当然として、若いタン・ウェイの演技もなかなかのもの。特に目の表情に独特のものがある。濡れ場も激しいながらも精緻な撮影で、少しも不自然ではない。追い詰めて、もう一息というところで、標的に「逃げて」と囁く前後の演技はサイコー。結局、仲間を裏切ってしまうラストは悲惨だ。 ![]() #8
by grappa-tei
| 2008-02-25 22:41
| 映画
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