100620
日比谷公会堂で、こんなもの、やっていました。開場15分前に行ったら、既に150mほどの行列。雨は降っていなかったが、蒸し暑さには閉口。老朽化が急速に進行中の日比谷公会堂とは言え、さすがに内部はクーラーがほどよく利いていて、一様にホッとしている。前から3列目左よりに陣取る。ここの椅子は昔のままで、肘掛がないので、隣に大柄の人が座るとまことに窮屈。ラッキーなことに両側が空席になり、ゆったりと過ごせた。 今日も圧倒的に中高年。出演者のお弟子さんらしき群があちこちに。そして彼らの「先生」が登場するたびに、「センセーイ!」と黄色いというより紅い声援。この辺りがこのコンサートの特徴らしい。 何でも46回目だそうで、つまり1965年からずーっとやっているらしい。主催者は「じゃずろう会」という団体。マーサ三宅や笈田敏夫などの大御所たちが、仲間内で始めたものらしい。今日の出演者は40人にも上り、従って一人1曲づつという割り当て。それでも正味3時間半たっぷりという長丁場。 最近のナンバーより、出演者の年齢層から言っても、往年の懐かしいナンバーの方が圧倒的に多かった。とりわけ、昨年81歳で亡くなったあのクリス・コナーへのオマージュとして、6人の、割に年配揃いの一群が6曲を次から次へと熱唱したのが印象的。 長老格の人たちの巧さはさすがにキラリだ。マーサ三宅のDream a Little Dream of Meは元より、つるっ禿げの沢田靖司のLover Come Back To Me(正直しびれました。特にトランペット、サックスとの掛け合いスキャットが凄かった!)、テリー水島のFrom This Moment On、デニー白川のMy Wayは、若い人にはない「思い」が乗ったパフォーマンスで、聴く人の心への訴え方に大きな開きがあるように感じた。彼らの場合は、歌が最早自身の血肉になっているのだ。 とは言え、若手では小林 桂がダントツの巧さ。この人、これからどんなジャズ歌手になっていくのか大いに楽しみである。注目したいもの。 そして、今回チケットを買わせてもらった三槻直子さん、小さなライブハウスで何度か聴いているが、こういう大舞台で聴くのは初めて。渋くて巧い中堅どころの代表格。今日のナンバーはMorning、情感のこもった素晴らしい熱唱だった。他に、「これは!」と思った人たちは、梶原まり子、深山エダ、金丸正城、西村 協(ややキザながら、完璧にプロ!)、由紀 真(低音がしびれる)、木津ジョージ(何と例えたらよいのか、品のいいおじいさん。ビロードの声) ![]() #44
by grappa-tei
| 2010-06-21 08:23
| 音楽
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