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「メリー・ウィドウ」(ブルーアイランド版)

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東京FMホールは初めてだが、ホールのサイズの割に舞台が矢鱈広い。(今回のための特注かも知れない)確かに登場人物がめちゃくちゃ多いから、この広さでも狭いほど。

さて、ご存じブルーアイランド氏の企画だから、かなりハチャメチャな舞台になっている。この方、サービス精神が横溢していることが、この舞台を見るとよっく分かる。

こういう喜歌劇だから、筋を大幅に変更しない範囲での脱線は許されてしかるべきだし、寧ろその方が今や常道になりつつあるようだ。そこが喜歌劇の面白さ、醍醐味でしょう。

青島先生の気配りか、主役以外の出演者にスポットを当てる工夫が随所に。ロロ、ドドなどの若手に「キャンディード」から「きらびやかに着飾って」を演じさせたり、オルガ役にシャンソンを歌わせたりがそれだ。

他にも「椿姫」から「乾杯の歌」あり、「貫一、お宮」の一幕ありと、まぁ盛りだくさんの仕掛けが合って、相当笑いをとっていた。

更に信じがたいことに、会場にいた末吉朋子さんに飛び入りで「夜の女王」を歌わせちまう辺り、青島さんの面目躍如というところか。引き受ける方もさすがプロ魂、立派です。しかもお上手でした。

ハンナ役の前澤悦子さん、よく声が出ていた。最後の「ワルツ」の場面は行きがかり上、身ぐるみをはがれて歌わされて、気の毒だった。

ツェータ理事長役の中原和人氏、歌もさることながら、演技の冴えを見せた。この人、大きな目をそれこそ目一杯使った顔の表情がすばらしい。

ヴァランシエンヌの赤星さん、相変わらず愛くるしい笑顔と伸びのある声、そして笑いを誘う演技で聴衆を魅了。この持ち味は大事にして欲しい。

ドド役の猿山順子さん、出番は少ないが、しっかり存在感。しかし、カンカンにラインダンスは疲れるだろう。しかも4回の公演すべてに登場だから。

ロロの坂野由美子さんも同様、結構際どい演技とブラックユーモアで笑いとっていた。


制作統括の森 靖博氏が緑の衣装をまとった浅野美帆子さんと歌った「ヴィリアの歌」も見事だった。「メリー・ウィドウ」(ブルーアイランド版)_c0075706_10324483.jpg「メリー・ウィドウ」(ブルーアイランド版)_c0075706_10325844.jpg「メリー・ウィドウ」(ブルーアイランド版)_c0075706_10335959.jpg「メリー・ウィドウ」(ブルーアイランド版)_c0075706_1034989.jpg

































上段左 赤星さん、右 猿山さん、下段 左坂野さん、そして右が浅野さん

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by grappa-tei | 2010-06-13 10:28 | 音楽


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