100529 銀座のシャネルホールでのコンサート。今日は声楽で、ソプラノ市原 愛さんのリサイタル。この方、2年前の夏に開催された第6回東京音楽コンクールで3位入選された新進。自分の中では1位と思っていたのだが、栄冠は沖縄出身のテノール与儀 巧君がかっさらった。とても伸びのあるソプラノで、しっかりした歌唱だったことが強く印象に残っている。←の画像はご本人のサイトから拝借。
さて、今日の演目は、 メンデルスゾーン作曲 「歌の翼に」、「 魔女の歌」(もうひとつの五月の歌) グリーグ作曲 「君を愛す」「 秘密を守る」「夜うぐいす」 「ある夢」 早坂文雄作曲 「うぐひす」 ロッシーニ作曲 歌劇「セヴィリアの理髪師」から「今の歌声は」 J.シュトラウス作曲 喜歌劇「こうもり」から「侯爵さま、あなたのようなお方は」 アンコールは、武満徹の「小さな空」 ピアノ:丸山滋 ドイツ留学の経験があるので、ドイツものがお得意のようだが、唯一のイタリアもの「今の歌声は」も見事な演奏だったし、イタリア語の発音も完璧だったように思う。しかもコロラトゥーラのころがしも上手い。 2年前に比べると、身体の線が細くなり、顔も見違えるほど小顔になられた印象。多分にヘアスタイルの影響もあるのかも知れないが。 必ずしも絶好調ではなかったのか、前半は特にそれが感じられたが、後半一気に盛り返されたようだ。 残念だったのは、時間がまだ十分あったのに、アンコールには小品1曲のみだったことと、これまでの例では終演後、ご本人が客を送り出すような形で、若干おしゃべりに応じたりしていたのだが、今回は一切それはなし。控室に閉じこもったままだったことかな。余り体調がよくなかったのかも知れない。 #35
by grappa-tei
| 2010-05-30 12:51
| 音楽
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