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三菱一号館美術館

東京駅と有楽町駅のほぼ中間に位置するこの美術館、最近開館したばかり。折から「マネ展」を開催中。建物と絵と両方を鑑賞しに。
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これが東側から見た前景。1894年に原設計された煉瓦造りの低層棟というのは、高層ビルが主流になりつつある東京のド真ん中では珍しい光景で、丸の内の新しいランドマークに。
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美術館入口付近はこんな感じ。それにしても、スタッフの数が夥しい。内も外も。そんなに配置しなくてもいいように思える。その人件費分、入館料(1500円)を安くして欲しい。

内部は小さい部屋ばかりで、それぞれの間には防犯扉があり、自動開閉式とは言え、余りに多いのが鬱陶しい。天井も壁面も、何やらハイテク装置がびっしりという印象。照明や採光には十分な配慮がされている。
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途中、裏側にこんな中庭的風景が広がる。くつろげる一瞬。
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今回の展示数は凡そ120点ほど。そのうち、油彩は60点ぐらいで、マネの各時代の代表作に近いものが展示されていて、見ごたえは十分。

特に大きな理由はないが、マネはそれほど好きな絵描きではない。が、しかし、うまいことは認めざるを得ない。黒の使い方は絶妙だと感じる。ドカロートレックなども踏襲したと思うのだが、瞬間を切り取ってような作風には大いに惹かれるものがある。「ビールジョッキを持つ女」がその代表。

ロンドンのコートールド美術館所蔵の体表作「フォリーベルジェールのバー」の習作が面白い。原案から随分変更されていることがよく分かる。悩みぬいた結論か。

同時代の女流画家ベルト・モリゾーを描いた作品が5点も。↑にあるのがそうだが、黒目がちの、なかなかの美形である。余程好きだったらしい。でも、マネの弟のカミさんになっちゃったのは、どんな経緯かしらん。

この美術館もミュージアム・ショップが充実。どこもそうだが、商魂たくましいねぇー。昔は結構今見たばっかりの作品の絵葉書を買っていたものだが、最近はなーんにも買わない。素通りである。
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外に出ると、こんなものが。
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更にこんなものも。いつも新しい発見があるものだ。
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鳩山弟が総務大臣の時に噛みついた中央郵便局、解体工事、遅々として。
by grappa-tei | 2010-05-19 10:26 | 美術


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