人気ブログランキング | 話題のタグを見る

下丸子クラシック・カフェ

下丸子クラシック・カフェ_c0075706_10353054.jpg
100508
大田区の文化振興協会主催で、多分3年ほど続いているシリーズ。カフェのマスターがいて、常連マダムと談笑しているところへ、その日のゲストが訪問。ゲストを交えてのおしゃべりと演奏で2時間を過ごすという、なかなか楽しい企画。

今回は13回目だが、4回目(2008.1.11)に一度だけ来たことがある。マスターはずーっと山田武彦が務めているが、その時のマダムは今は亡き頼近美津子だった。彼女自身ピアノの心得もあるし、トークはNHK時代に培った技があるので、見事なさばきぶりだったが、存在感があり過ぎて、ややもするとゲウストが霞みがち。

その点、後を継いだ2代目マダム、松本志のぶさんは、頼近ほどの年配でもないし、目立ちすぎもせず、程よい感じで、なかなか上手く、嫌みのない進行ぶりだった。

さて、ゲストの谷口睦美さん。この方、何度か生で聴かせて貰っているが、久しぶりに拝見して、面変わりと言うと語弊がありそうだが、別人のごとく小顔になってらっしゃることにまず驚かされた。かなりの減量作戦を敢行したのだろうか。

トーク中に分かったことだが、もともとは体育会系出身だけに、はちきれんばかりの健康的肉体美を誇ってらしたようだ。その後、音楽に目覚めて吹奏楽へ。何とチューバを吹いてらしたとか。これもちょっとした驚きだ。中学時代では男子が担当する楽器。女子はフルートやクラリネットが一般的。余程体力に自信があったのだろう。

そして歌に目覚めるのはその後。でもオペラは大嫌いだったというから面白い。所作振る舞いなどが現実離れしているからなじめなかったらしい。ロンドンでたまたま見た「オペラ座の怪人」はかなりのインパクトがあって、後の進路を決定づけたとか。

その他、先生から厳禁されていたカラオケの話やら、新しい楽曲への入り方はまずピアノで徹底的に身体になじませてから歌へ、という話などなど、興味深い話をいろいろ聞かせてくれた。
下丸子クラシック・カフェ_c0075706_1054487.jpg
アンコールとして、「川の流れのように」と「カルメン」から「ハバネラ

音域が広く、とりわけ低音の響きが凄い。難曲である「チェネレントラ」のアリアのコロガシも見事。そしてカルメンは、声質や彼女のキャラから言ってもぴったりという感じであった。今後の活躍を祈りたい。

蛇足だが、休憩時間にコーヒーとお菓子が出され、帰り際に協賛企業のカリタからコーヒー・フィルターがプレゼントされて、全席指定@2500円はかなりのお値打ち感。

ところで、自室の掛け時計が止まっていて、気が付いた時は開演の20分前。自転車を飛ばして、何とか5分前に席に着いたが、今日ほど焦ったことはなかった。

#28
by grappa-tei | 2010-05-09 11:03 | 音楽


<< またこの体たらく 「ウィニング・チケット 遥かな... >>