![]() 原作も相当話題になったようだが、映画として2時間半という長さを余り感じさせないテンポの小気味よさはニコライ・アーセルの脚本の冴えだろう。渋谷でかかっていた時にモロッコ旅行で見損なった作品。上手い具合に飯田橋で見ることが出来た。 月刊誌『ミレニアム』を発行するジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正を暴く記事を掲載したが、逆に名誉毀損の有罪判決を受けてしまう。苦境に立たされた彼のもとに、大財閥の前会長からある調査依頼が舞い込む。話を聞くため、ストックホルムよりさらに北に浮かぶ孤島へと向かう。依頼内容は、40年前、会長が我が子のようにかわいがっていた16歳の姪が忽然と姿を消した迷宮入り事件を調査し直しててほしいというもの。一方、天才女性リサーチャーでハッカー、リスベットは、ミカエルのパソコンをハッキングしたことがきっかけで、偶然にも事件に関わる重要なヒントを発見、ミカエルに助け船を出す。情報提供者の正体を知ったミカエルは、リスベットに協力を要請し、2人はコンビを組み真相究明に当たるのことに。 財閥一族しか居住していない孤島での殺人事件で、当初から犯人は限られていて、一見簡単そうに見えたのだが、とでんもない展開を見せる。近親相姦、S&M、刺青、レイプ、連続殺人キラー、カーチェイス、さまざまな見せ場が用意されていて、飽きるヒマなし。 主役の男優もうまいが、女性ハッカーを演じたノオミ・パラスは要注意だ。無機質な表情で、ニヒルに演じるスタイルは強く印象に残る。初めての重要な役どころらしいが、楽しみな役者。この作品、続編があるらしいから、公開が待ち遠しい。 #23
by grappa-tei
| 2010-05-07 10:20
| 映画
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