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「マッキアイオーリ展」庭園美術館

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目黒にある東京都庭園美術館で開催中の展覧会へ。
都の経営だから、シニア料金設定があり、500円と、年金生活者にはまことにありがたい。
目黒駅から徒歩5分ほどで、都会の喧騒を忘れる庭園がひろがる。
暖かい一日で、思いっきり森林浴をして、すこぶる気分爽快だった。
入館前にとりあえず庭園廻り。

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これが旧朝香宮邸南側と前庭

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池と茶室付近。冬空の下も風情が。

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正面入口

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すばらしいポスター画


聞きなれないマッキアイオーリとは、カラー・ドット(色斑)を使った技法を揶揄して呼ばれるようになった一派の名前。
因みに、イタリア語でMACCHIA(マッキア)はしみとか汚れ、無法者などの意味。
(これに因み、ドレスコードとして水玉衣装割引設定はなかなか粋。)
そう言えば印象派という名称も出発点は同じで、からかいとあざけりが込められていたと聞く。

印象派のさきがけになった一派という説明があるが、
今回展示されている作品にはそれを思わせるものが少なくないのは事実。
ただ、色斑と言われても明確にそれを感じさせる筆致は、素人の目には分かりにくく、
その他の作品と具体的にどう異なるか、いささか疑問に感じながら出てきた。

1860年代(江戸末期)、トスカーナ中心に起こった運動。
それまでの手法に飽き足らず、新しい手法を模索していた画家たちが
フィレンツェのカフェ・ミケランジェロにたむろして、
毎晩のごとくワイン片手に新絵画手法を論じ合っていたとか。
中心人物は、Telemaco Signorini, Giovanni Fattori, Silvestro Lega・・・
次に来る、パリを中心に登場する印象派の先駆け的存在だったという説には一理ある。



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by grappa-tei | 2010-01-29 12:24 | 美術


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