「ハッピー・フライト」

081204 新宿ピダデリー[監][脚]矢口史靖 [製]亀山千広 [歌]フランク・シナトラ [出]田辺誠一  時任三郎  綾瀬はるか  吹石一恵  田畑智子  寺島しのぶ  岸部一徳  笹野高史  小日向文世
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 羽田発ホノルル行きの全日空フライトで操縦テストを受ける田辺と教官役の時任。途中、ピトー管の不具合(離陸時にかもめが衝突したことで発生?)により、羽田に引き返すことに。この間、コックピット内でのやりとり、客室内でのキャビン・アテンダント達の活躍や新人スッチーのちょんぼ、乗客とのやりとり、とりわけクレーマーへのチーフ・パーサーの対応。地上では管制塔内での交信風景、やっと非番になりかかったのに、急遽羽田に引き返すことで、大慌てのグラウンド・スタッフ陣、レンチ紛失で大騒ぎの整備係、野鳥対策スタッフと野鳥の会との対立など、実に盛りだくさんの場面を手際よく進行させて飽きるところがない。
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ギャリーでは3分で腹ごしらえが至上命令のスッチーたち。
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バゲージのミスハンドリング処理に追われるグラウンド・スタッフ。エコノミークラスのオーバーブッキングで誰をアップグレードするかも彼女たちの重要任務。クレーマーをビジネスクラスに回したことで、後々騒ぎへ発展。
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レンチを見学に来ていた小学生に持って行かれたことに気付かず、総員挙げての大騒ぎに。まさかエンジンに置き忘れたんじゃないだろうな、と詰問する鬼上司。

 この監督、「ウォーター・ボーイ」、「スィング・ガールズ」、「歌謡曲だよ人生は」を撮っていて根強いファンがいる様子。普段何気なく乗っているフライトだが、裏側では実にさまざまなことが同時並行で進んでいることがよく分かり、実に興味が尽きない作品。全日空に勤務していた実兄から勧められて見たのだが、期待を大きく上回って、佳作。エンドロールに流れるシナトラの歌がまたこの作品にぴったりで、上手い選曲をしたものだ。

 ところで、この劇場何年かぶりに行ったところ、明るる極めてモダンなシネコンに生まれ変わっていてびっくり。最近の郊外型低層シネコンと異なり、上に伸びるタイプ。2階から9階まであるようだ。チケット売り場ではコンピューター画面を見せて、座席を選ばせている。既に埋まったところは色が変わっているので、両隣や前の席が空いているところを選べて便利。


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by grappa-tei | 2008-12-05 08:47 | 映画


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